国土交通省と環境省が実施する子育て住宅グリーン支援事業のうち、新築に関する補助金の、第1期の申請期間が5月31日で終了した。GX志向型住宅は、第1期の予約を含む申請額が、予算全体(500億円)の16%に達した。
上限(150億円、予算の30%)には達しなかったものの、約2週間で1割を超えたことからすると、予算の上限に達するのは期限の12月31日より早まることが予想される。
同事業では、5月14~31日、6月1~30日、7月1~12月31日の3期に分けて交付申請を受け付ける。期ごとに設定された上限額に達した時点でその期の受付は終了し、期が変わった時点で受付を再開する。余った予算は次の期に繰り越される。
第1期は特に期間が短く、また注文住宅の新築だけが申請可能だったが、受付開始から9日後の23日には、申請額が予算総額の10%に達している。その後もほぼ同じペースで申請額の割合が上昇している[グラフ]。
5月30日からは新築分譲住宅の申請受付が始まり、6月30日からは賃貸住宅も申請受付がスタートする予定だ。予算消化のペースがより一層早まるだろうことは想像に難くない。
「こどもみらい」の再来?確認申請の遅延もリスク
2022年の11月末には、こどもみらい住宅支援事業の交付申請・予約の受付が、予定より1カ月以上早く締め切られ、申請できなかったケースが多発。当時・・・この記事は新建ハウジング6月10日号1面(2025年6月10日発行)に掲載しています。
※既に有料会員の方はログインして続きを読む
有料会員になると、全ての記事が読み放題
有料会員
定期購読&会員サービス全てが利用可能! |
試読会員
「フルスペック」の有料会員を1ヶ月無料でお試し! |
デジタル会員・・・一部記事が閲覧可能! 会員登録する |
有料会員でできること✓
✓ | バックナンバー3年分が読み放題 |
✓ | DIGITALオリジナル記事が読み放題 |
✓ | クローズドのセミナー・スクールに参加できる |
有料会員向けおすすめ記事
![]() |
![]() |
ZEHの定義を断熱等級6+自家消費に変更 新たな要件に蓄電池 | 【注目支援制度】工務店が気を付けたいポイントを改めて考える |
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。