Make House(東京都港区)は、リブ・コンサルティング(東京都中央区)と協業で、注文住宅の新商品「エシカルスマートハウス」を開発。6月1日から全国の工務店に販売していく。住まいに、環境配慮や自分らしさを求める生活者の動向を踏まえ、GX志向型住宅に対応する性能や、スケルトンインフィル構造による可変性を備え、将来に渡って選ばれ、かつ持続可能な住宅を提案する。

スケルトンインフィル標準仕様の「エシカルスマートハウス」
現在、ミレニアル世代やZ世代を中心として、住宅に対する志向が大きく変化。一方で工務店は人手不足や、複雑化する顧客化ニーズへの対応に苦慮している。同商品は、生活者の変化を踏まえるとともに、工務店も標準化などによって経営や実務の効率を高められるよう開発された。
性能面では、時流に合わせたアップデートを前提とする。躯体は外周部だけで耐力を確保することで、家族構成やライフスタイル、ライフステージの変化に合わせて、間取りを自由に変更できる。一定の自由度も確保し、平屋や二階建て、ビルトインガレージなどにも柔軟に対応する。

スケルトンインフィル構造により、間取りを自由に変更できる
参考価格(顧客向け)は1900万円(税抜)。販売はエリア制で、人口30~40万人の地域を1エリアとして、販売店は1エリアにつき1社とする。
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