日本モバイル建築協会(東京都千代田区)は、5月13日に「新住宅産業論」(4月8日刊行/創樹社)の出版記念シンポジウムをオンラインにて開催する。定員は200人。
同シンポジウムでは主な共著者が登壇し、“新住宅産業論~森林を起点とする木造住宅のオープンな工業化と小規模・分散型サプライチェーン、全国1000か所のオープンな認定工場を目指して”をテーマに、新住宅産業論のコンセプトと目指すゴール、具体的なロードマップについて討論する。

新住宅産業論(創樹社)
パネルディスカッション1部では、「中小工務店の住宅の高性能化を支える工業化とサプライチェーンの戦略と方法」をテーマに討論を行う。討論者は、小見康夫さん(東京都市大学 建築都市デザイン学部長 建築学科教授)、塩地博文さん(ウッドステーション代表取締役会長)、萩原浩さん(日本モバイル建築協会主席コンサルタント・一条工務店グループHRD前代表)、大場友和さん(クリエイト礼文代表取締役・日本モバイル建築協会主席コンサルタント・日本ツーバイフォー協会理事)、佐藤高志さん(サトウ工務店代表取締役 ビデオメッセージ「過疎地と離島の住宅供給の実践と課題」)。
2部は、「再造林の責任を果たし国難に備える木材備蓄とオープンな認定工場の戦略と課題」をテーマに討論する。討論者は、本郷浩二さん(全国木材組合連合会副会長・元林野庁長官)、酒井秀夫さん(東京大学名誉教授・日本木質バイオマスエネルギー協会会長)、塩地博文さん(ウッドステーション代表取締役会長)。
コメンテーターは、長坂俊成さん(日本モバイル建築協会代表理事・立教大学大学院社会デザイン研究科教授)がつとめる。
参加申し込みはこちらから。期限は5月12日(月)18時まで。
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