ウッドワン(広島県廿日市市)は、構造用LVL「JWOOD」を用いた「JWOOD工法」の出荷棟数が累計で5万棟を超えたと公表した。
「JWOOD」は、ニュージランドにて、30年サイクルで計画的に植林・育林・間伐・伐採したニュージーパインを原料に、自社製造工場で単板を選別ししっかり乾燥させて接着した構造用LVL。
この構造用LVLと専用金物を使った「JWOOD工法」は、耐震等級3、住宅性能表示制度の劣化対策等級3に対応する高い耐震性と耐久性を備え、戸建て住宅から大空間の非住宅木造建築まで幅広く対応する。
過去に日本国内で発生した震度7クラスの大地震を再現した加振実験を10回連続でクリア。長期的な寸法安定性を維持しているため、接合部のゆるみ、建物の歪み、隙間が起きにくく、気密性を確保する。
さらに、乾式加圧注入による防腐防蟻処理も徹底している。
そんな「JWOOD工法」は1994年に販売を開始し、昨年度累計で出荷棟数が5万棟を突破。今回、同工法の特徴を伝えるカタログを発行した。
今後は、非住宅分野への進出、地域ビルダーとの連携をより加速させたい考え。
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