エヌ・シー・エヌは4月9日、第20回重量木骨の家プレミアムパートナー総会を、神奈川県横浜市で開催し、2025年の施策などを発表した。性能のトップランナーとして、さらなる性能向上を支援する一方、設計力の高さを訴求する“バーチャルタウン”や、工務店1社1社の経営者にフォーカスしたプロモーション戦略で、競合を減らし登録工務店に生活者を誘導していく。

「2025年は住宅と人の魅力を伝えていく」との方針を述べる田鎖社長
重量木骨の家プレミアムパートナーは、SE構法登録施工店の中でも特に設計・施工力や経営状態に優れた工務店で、現在は全国で64社が選抜されている。24年度の登録店の受注状況は、平均単価がやや低下したものの、契約数は前年度から18%上昇。田鎖郁男社長は「これだけ高額な住宅で、契約数が前年を上回る例は他にない」と、高価格帯層への訴求に成功している現状を説明した。
25年度は、建築基準法改正を踏まえたSE構法の新バージョンや、冷房負荷を軽減するパッシブデザインの推進により、性能面での付加価値を高める。同時に、登録店が設計した住宅を、バーチャル空間で体験できるサイト「重量木骨island」を開設。各社の設計力と設計者をアピールしていく。
また、ハウスメーカーなどで保証が長期化する中・・・
この記事は新建ハウジング4月20日号3面(2025年4月10日発行)に掲載しています。
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