新潟県糸魚川市が、市内産の木材を活用した一定の基準を満たす省エネ住宅(新築)に対して独自に補助金を交付する住宅認定制度「ISSH(イッシュ)」について、市内事業者の取り組みの拡大を目指すセミナーが3月12日、同市内で開かれた。工務店の経営者や設計担当者ら約30人が参加。
サトウ工務店(新潟県三条市)代表の佐藤高志さんによる、縮小市場で小さな工務店が勝ち残るための事業戦略をテーマとする講演や、ISSHの認定を取得した住宅の実例解説などを聴いた。

まだISSH認定住宅を手がけたことのない市内工務店の関係者らにもセミナーへの参加を呼びかけ、取り組みを促した
佐藤さんは、新たに挑戦していることの1つとして、同業の工務店を顧客とする気密測定や構造計算、技術コンサルティング(大型パネル導入・設計・施工支援)といった「BtoB事業」を挙げた。
佐藤さんは「誰か(他社)が困っていることに対して、自分(自社)の得意なことが役立つという思いで取り組んでいる」とし、小さな工務店同士が連携することにより、家づくりや経営の質を高めながら、受注を確保していける可能性があるとの考えを示した。
そのほかにも・・・
この記事は新建ハウジング4月10日号3面(2025年4月10日発行)に掲載しています。
※既に有料会員の方はログインして続きを読む
有料会員になると、全ての記事が読み放題
有料会員
定期購読&会員サービス全てが利用可能! |
試読会員
「フルスペック」の有料会員を1ヶ月無料でお試し! |
デジタル会員・・・一部記事が閲覧可能! 会員登録する |
有料会員でできること✓
✓ | バックナンバー3年分が読み放題 |
✓ | DIGITALオリジナル記事が読み放題 |
✓ | クローズドのセミナー・スクールに参加できる |
有料会員向けおすすめ記事
![]() |
![]() |
きっかけは設計担当4人の退職 個人プレイからチームプレイへ | どうつくる?「GX志向型住宅」—各社の仕様を独自調査 |
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。