山長商店(和歌山県田辺市)は5月15日、自由学園明日館(東京都豊島区)にて無料セミナー「次世代へつなぐ 木と生きる未来 ~持続可能な木造建築と大工の新たな挑戦~」を開催する。オンラインでも視聴可能。
職人不足や高齢化、資材とコストの問題、社会的・環境的変化への対応など、さまざまな課題を抱えている建築業界が伝統や技術を次世代にどうつないでいくのかを工務店、大工、設計事務所とともに考える。
サトウ工務店(新潟県三条市)代表取締役の佐藤高志さんが「問題山積の業界でどう生き残るか」、天野保建築(山梨県富士吉田市)代表取締役の天野洋平さんが「大工、経験を活かし、ステージを変える」をテーマに、工務店・大工のリアルな現状から課題や対策など各社の取り組みについて発表する。また、山長グループのモック(埼玉県八潮市)の木造大型パネル導入のきっかけや、メリットデメリットなども紹介する。
セミナー後半では、丸山弾 – スタジオ(東京都中野区)代表の丸山弾さんも加わり、設計事務所の立場から木造大型パネルを採用した感想を発表。また、「工務店・大工・設計事務所、各々が考える今後の木造建築の未来とは?」をテーマにディスカッションを行う。工務店・大工・設計事務所の協働・コミュニケーションの重要性、職人のあり方や働き方改革など、木造建築の未来を参加者とともに考えていく。
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