日本ムービングハウス協会(札幌市)はこのほど、石川県珠洲市の仮設住宅団地の整備が完了したと発表した。
同協会と協会加盟企業各社は、能登半島地震の復興支援を積極的に行っており、これまで仮設住宅団地、復興作業員用宿舎、仮設学生寮、仮設店舗などを整備してきた。今回、3期にわけて整備を進めてきた珠洲市正院町 蛸島町第6団地24戸の引き渡しが12月に行われ、同協会の仮設住宅団地の整備工事がすべて完了した。
同協会では、これまで累計511戸の仮設住宅を提供している。整備したのは、輪島市90戸、珠洲市300戸、七尾市48戸、中能登町30戸、能登町2戸、志賀町41戸。
同協会は、可能な限り速やかに、より多くの被災者に安心した生活基盤を提供できるよう、全国のムービングハウス製造工場で増産体制を整えて対応してきた。

珠洲市正院町 蛸島町第6団地
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