工務店・住宅業界のDXを提唱してきた筆者なりの視点で、現時点における工務店のDX&AI活用についてまとめてみた。解説する内容・ユースケース(活用シーン)は以下の通り。この記事では、『設計DX』について解説する。
文:三浦祐成・新建ハウジング発行人
住宅DX&AI大全 設計DX
[図]に挙げたのはBIM/3次元CAD活用をベースとする理想の設計と生産のDXだ。以下には足下の設計DXのポイントを解説する
年間10棟未満の工務店の対策
◯ 基幹CADをベースに複数のシステムを連携・連動して、設計・シミュレーションを効率的に行う
◯ 自動化機能なども使いながら基幹CADで基本設計を行う。基幹CADに省エネ計算機能があれば省エネ計算を行いながら、見積機能があれば簡易でも積算を行いながら、プランと仕様を検討
◯ Jw_cadなどの汎用CADで基本設計した場合も、基幹CADにデータを読み込んで後工程を行う
◯ 基幹CADに構造図作成機能・構造計算機能が付いていれば許容応力度計算で耐震等級3を目指す。付いていなければ/専用ソフトで計算したければ、CEDXMなどで構造計算ソフトと連携・連動、計算を行いながらプランを確定する
◯ 精緻に省エネ計算を行うなら・・・・・
続きは「住宅産業大予測2025」P.122〜でお読みいただけます。
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