三井不動産とKDDI、5G活⽤でオフィスビルのDX化へ

三井不動産（東京都中央区）とKDDI（東京都千代田区）はこのほど、第5世代移動通信システム「5G」を活用したオフィスビルのデジタルトランスフォーメーション（DX）を目指し、基本合意書を締結した。今後、オフィスビルの課題解決や働き方改革を促進するオフィスソリューションの提供に向けた取り組みを開始する。

まず、KDDI本社や5Gビジネスの開発拠点であるKDDI DIGITAL GATEでの実証実験から開始し、2021年4月を目途に日本橋室町三井タワーをはじめとした「三井のオフィス」で、「高速・大容量・低遅延・多接続」を特長とする5Gのネットワーク環境を構築する。両社は、三井不動産の持つ「場と機会」とKDDIの持つ「技術基盤」を融合することで、5Gを活用した快適なテレワークやインタラクティブなバーチャル会議などのソリューションでオフィスビルのDXを図る。

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