国土交通省が7月29日発表した6月の住宅着工戸数は前年同月比5.8%増の7万2687戸だった。3カ月連続で前年同月の水準を上回ったものの、季節調整後の年率換算値は81.7万戸(前月比0.3%増)と、低い水準が続いている。国交省では、「厳しい雇用・所得環境に加え、東日本大震災の影響もあって、一部に弱い動きがみられる」と分析している。
持家は、前年同月比2.6%減の2万6931戸で、2カ月連続で減少。ただし、季節調整値は前月比3.4%増の29.0万戸と6カ月ぶりに増加した。
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