大和ハウス工業(大阪府大阪市)とフジタ(東京都渋谷区)は、中低層建築物向けの耐震用筋交い「鋼製座屈拘束ブレース」を共同開発し3月から建物への採用を開始する。
開発した耐震部材は、地震力に抵抗する芯材(平鋼)を拘束材(角形鋼管)とアンボンド材(絶縁材)でサンドイッチ状にした形状。地震時に圧縮力がかかっても折れ曲がらず、耐震性能を発揮する。 2013年11月に日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得。3〜4階建てのサービス付き高齢者向け住宅などに適するとしている。
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