アールシーコア(東京都渋谷区)は3月26日、愛知県豊田市と「山村振興・移住定住促進及び地域活性化に向けた連携協定」を締結した。豊田市への移住・定住の誘導や交流・関係人口の拡大、居住環境整備と地域コミュニティの維持・活性化、山村暮らしの価値観醸成、地域の担い手育成などに官民で取り組む。
同協定では、豊田市が策定した「とよたのさんそん未来プラン」で設定された市内の「居住促進地区」を中心に、移住・定住ニーズに応える施策を展開。ターゲット層に向けた情報発信を強化し、「住みたくなる山村地域」の実現を目指す。

太田稔彦市長(右)とアールシーコア代表取締役社長 壽松木康晴さん
同社が展開するログハウスブランド「BESS」は、約40年にわたり自然体でおおらかな暮らし方を提案してきた。特に宅地開発事業「FuMoTo」では、山や川などの環境を生かしながら、自然を感じで暮らせる住環境を提供。共有農園や広場での交流、地域行事への参加を促すなど、コミュニティ形成を後押ししている。
近年は「山とつながるプロジェクト」を推進し、大分・愛知・栃木の3エリアで山元や製材業者と連携。国産材のサプライチェーン構築や林業・地域の活性化を目指してきた。豊田市とは大径材の有効活用や木・山の価値向上に向けた協力体制を築いている。
市域の約7割を森林が占める豊田市は、「クルマのまち」として世界的なものづくり拠点である一方、山村地域では人口減少や高齢化、担い手不足が課題となっている。同社は、これまでのライフスタイル提案を通じた取り組みが、山村地域の価値創出に貢献できるとして今回の協定締結に至った。
今後は、住宅供給にとどまらず、イベント開催、宅地開発、住環境づくりなど、山村地域の活性化につながる分野で幅広く連携事業を展開する方針。「山村地域の暮らしのブランディング」や「移住定住・関係人口の促進」を実装する官民連携モデルの確立を目指す。

豊田市関係者と長野県小諸市内のFuMoTo分譲地実例の視察風景
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