FLIE(フリエ、東京都中央区)の「フリエ住まい総研」は11月、18歳以上の500人を対象に、衣替えに関する意識調査を実施した。気候変動による猛暑の影響で、衣替えの時期が遅くなっているうえ、夏物を一部常備する、段階的に行うなどの変化が見られた。

衣替えの時期や方法が変化したと回答したのは全体の71.2%。これまでは10月上旬~中旬が衣替えの時期だったが、2025年は10月下旬(37.2%)が最多で、数週間ほど時期が後ろ倒しになった。
時期を遅らせた以外の変化としては「夏物を一部常備しておく」(28.3%)、「段階的に小分けに実施」(18.6%)などが挙がった。衣替えを行う判断基準は「気温の体感」(56.3%)や「天気予報」(34.6%)が主流で、カレンダーや「制服などの衣替え」に基づく固定的な判断は減少している。
収納不足のへの対処は「モノを減らす」がトップ
同調査では、自宅の収納についても調査。53.4%が収納不足を感じており、また機能的にも奥行きが深い・浅すぎる、ハンガーパイプ不足、湿気や結露を問題だと感じる声が多かった。
収納不足の解決策としては「モノを減らす」(67.8%)が圧倒的多数を占めた。収納用品追加や家具増設よりも、衣類数を抑える意識が強いことがわかった。
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