寺田倉庫(東京都品川区)が運営する、宅配型トランクルームサービス「minikura(ミニクラ)」はこのほど、東京都内23区内の狭小物件に住む20~60代の男女500人を対象に実施した「住まいの収納実態と工夫」に関する調査結果を発表した。狭小物件は、単身者25㎡、2人以上の世帯10㎡×世帯人数+10㎡以下の住居。
生活空間を確保するため、「工夫している(35.6%)」「小さなことだが工夫していることはある(44.2%)」人は全体の約8割に達し、多くの人が限られた居住スペースをより快適に活用するためにアクションを起こしていることがわかった。
一方で、その結果、現在の部屋に「全く不満はない」状態になった人はわずか3.9%に留まり、何らかの不満が残っている(大きく不満23.7%・やや不満31.2%・少し不満41.2%)人は合わせて96.1%にのぼった。さまざまな工夫に反して理想の住環境の実現には課題が残っていることが浮き彫りとなった。

生活空間を確保するための工夫で最も多かったのは、「収納棚・ラック・カラーボックスを設置している(45.6%)」だった。次いで「使わないモノは定期的に処分するようにしている(32.6%)」「モノを増やさないよう購入自体を控えている(26.6%)」が続いた。
しかし、部屋を片付ける目的で購入したアイテムによって「かえって床面積や居住スペースが狭くなった」と感じる人は、「よくある(23.0%)」「時々ある(45.7%)」を合わせて68.7%だった。狭小住宅においては、整理整頓のための工夫が生活空間を物理的に圧迫する一因となっていることがわかる。

住まいの広さが理由で「やりたいことや理想の暮らし」を諦めた経験があるか聞いたところ、94.0%が「ある」と回答。「モノの購入をためらったり断念したりした経験」がある人は94.8%で、居住スペースの制限が、生活の楽しみや購買意欲を大きく抑制していることが明らかとなった。
購入を諦めたジャンルは「インテリア・装飾品(37.8%)」、諦めたコトは「掃除しやすく片付いた部屋づくり(41.1%)が最も多かった。

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