日本モバイル建築協会は、島根県海士町で移住者向け住宅施設の建設プロジェクトを推進している。離島が抱える職人不足や工期の長期化、輸送コストなどの課題に対し、「オフサイト建築」と「木造モバイル建築」を導入することで解決を図る。今年度末の引き渡しに向け作業は順調に進行中だ。

島内に運び込まれたモバイル建築のユニット
オフサイト建築とは、建築工事の大部分を工場で行い、現場での作業を「組み立て」のみに減らすことで、工期の短縮、品質向上、省人化、安全性の向上を実現する建設手法のこと。海士町でのプロジェクトでは、建築ユニットを島外の工場で完成させ、箱型のまま海上輸送して現地に設置。従来のようにすべての工程を島内で行う必要がなく、内外装や設備、配線・配管までを工場で完了させるため、現地作業は基礎への設置と接続のみとなる。
さらに・・・
この記事は新建ハウジング12月10日号12面(2025年12月10日発行)に掲載しています。
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