住宅展示場協議会(東京都港区)と住宅生産振興財団(同)は11月18日、2025年10月の住宅展示場来場者数を発表した。来場者組数は前年同月比12.5%減の19万9096組で、2カ月連続の減少となった。2025年度累計(4〜10月)は同6.6%減の147万9724組で、減少幅がさらに拡大している。地域別では、東北エリアが唯一増加し、0.7%増と微増ながら今期初のプラスとなった。
一方、北海道、東海、近畿の3エリアはそれぞれ23.1%減、10.6%減、25.6%減と、いずれも2ケタの減少となった。会場数は、関東エリアで2会場、近畿エリアで1会場が閉鎖。全国の展示棟数は2882棟で、前月比32棟減、年初(4月)比61棟減となった。
10月の各エリアの来場者組数は以下の通り。カッコ( )内は対前年同月比の増減を表す。
北海道:3882組(-23.1%)、東北:2743組(+0.7%)、関東:8万9358組(-7.6%)、信越・北陸:6717組(-7.2%)、東海:5万228組(-10.6%)、近畿:3万8402組(-25.6%)、中国・四国:1950組(-1.5%)、九州・沖縄:5816組(-2.3%)。
※数字は住宅展示場協議会に加盟する住宅展示場における数字
※来場者組数の対前年度比の算出に際し、関東エリア「ハウスクエア横浜」(2025年2月閉鎖)の2024年度来場者組数を同展示場の全来場者組数から、出展モデルハウスの来場者組数に変更
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