NEXER(東京都豊島区)はこのほど、バウハウスデザイン(神奈川県横浜市)と共同で実施した、注文住宅を建てたことがある全国の男女200人に対する「注文住宅を建てる際にこだわったことに関するアンケート」の調査結果を発表した。
こだわったことの第1位は「間取り・動線」(75票)で4割近くになった。第2位は「耐震・耐久性」(41票)、第3位は「収納スペース」「リビングの広さ・開放感」(16票)、第5位は「子育て・家族の暮らしやすさ」(10票)だった。

1位の「間取り・動線」には、「家の中でのQOLを向上させるため」「土地の形に効率よく物を配置したかった」などの声が寄せられた。間取り・動線は暮らしやすさに直結するため、生活スタイルに合わせることが重要となるが、建築後に変更しにくく、より慎重になったという意見もみられた。
2位の「耐震・耐久性」には、「地震が多いから」「家がつぶれたら意味がない」などの声が寄せられた。
3位は「収納スペース」と「リビングの広さ・開放感」が同率で並んだ。「収納スペース」では、収納スペースを確保することで部屋をすっきりさせ、居住空間を広く使いたいという声が多かった。「リビングの広さ・開放感」では、長い時間を過ごすリビングでの快適性を求める声が、特に男性から多く寄せられた。
5位の「子育て・家族の暮らしやすさ」は、結婚時や、子どもが小さい時期に建築した家庭でこだわった人が多いとみられ、「子供が第一」など親が子どもを思う気持ちが伝わる結果となった。
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