ヤマト住建の専属アドバイザーをはじめ、家づくりアンバサダーとして活動するFELUCA(京都市)はこのほど、SNSの普及とともに広がる新しいハウスメーカー選びの形として、施主OB(アンバサダー)を通じた家づくりの具体的な流れを公開した。
単なる知人を紹介する仕組みとは異なり、InstagramなどのSNSを起点に施主OBと未来の施主がつながり、納得感を醸成しながら新しい家づくりを体験していく。

具体的には、理想の暮らしを実践するSNSアカウントをフォローし、ダイレクトメッセージでお金や住み心地など「営業担当者には直接聞きにくいこと」を質問。家づくりの進め方に共感できたら、正式に営業担当者の紹介を依頼するというもの。多くの紹介実績を持つアンバサダーの場合、ハウスメーカーのエリアマネージャーや支店長など、経験豊富な役職者を紹介され担当者となるケースもあるという。
間取りや仕様決めでも、アンバサダーが第三者として客観的にアドバイスし、後悔のない選択をサポート。契約・引き渡し後もアンバサダーや新たなコミュニティとつながり、自身の経験を発信する「アンバサダー」となる道も開かれている。
従来の住宅展示場や仲介業者を経由する動きとは異なり、実体験に基づく情報が直接得られるため、家づくりを検討中の顧客はさまざまな不安を解消できるという。同社は、広告費などのコストが顧客に還元され、信頼できる担当者に出会える確率が高い「アンバサダーを通じた家づくり」は、SNS時代の新たな選択肢となりつつあるとしている。
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