ポラスグループの中央住宅(埼玉県越谷市)はこのほど、分譲地「南流山12プロジェクト ひととき×すみか」全12棟(千葉県流山市)、「ひととき 流山市松ヶ丘・南柏」全67棟(柏市)を開発した。いずれの分譲地も、2階建て1階で生活が完結する間取りの「1.5階建て」住宅を取り入れた。
従来の2階建て住宅は、高齢化や介護に伴う生活の変化に対応しづらいという課題があった。また、近年需要が増加傾向にある平屋は、広い土地が確保できない都市部などでは実現が難しい。
同社はこうした課題を踏まえ、主寝室を2階ではなく1階に配置して、平屋のように生活できる「1.5階建て」のプランを提案。1階の面積が広くなる分、2階に広いバルコニーを設けて庭に相当する空間を確保する。
一方、2階部分には余剰の空間ができるため、北側に下屋を設けても北側住戸の採光には支障がない。北側斜線制限がかかる地域でも太陽光パネルを搭載しやすくなり、下屋部分の空間を吹き抜けとすることもできる。

「南流山12プロジェクト ひととき×すみか」イメージ
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