ポラスグループの中央住宅(埼玉県越谷市)は、早稲田大学、埼玉県北本市本町三丁目自治会との連携で、分譲地「KITAMOTO SIGNATURE EDIBLE LANDSCAPE(キタモトシグネチャー エディブルランドスケープ)」の開発を進めている。ポラスが早大と取り組んでいる、小規模分譲地をエリア内に配置することでエリア全体の価値を高める「インターニッティドタウン構想」に基づくプロジェクトで、9月下旬の完成を予定する。
同分譲地は“エディブルランドスケープ(食べられる景観)”をコンセプトに、野菜や果実を育てながら生活するライフスタイルを提案。各住戸に家庭菜園スペースや雨水タンクを設け、外構にも果樹の植栽などを整備した。
分譲地の中央部にはフットパス「PATH」や公園「PLAZA」を設け、居住者同士の交流を促す空間とした。さらに、自治会から未活用地の提供を受け「AMU〈編む〉」として、マルシェやイベントの拠点とする。AMUとPLAZAは、交差点「HUB」で結ぶ。
今後はオープンスペースで、野菜の収穫祭やマルシェなどのイベントを行う予定。新旧住民の交流を促し、コミュニティの活性化、防災・防犯ネットワークの形成、自治会活動の担い手不足の解消など、多面的な地域課題に対応する仕組みを構築していく。
総戸数は22戸で、第1期7戸を販売中。販売価格は3790万~5190万円。

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