寺田倉庫(東京都品川区)が運営するWHAT MUSEUM(ワットミュージアム)建築倉庫(東京都品川区)は、建築構造の魅力を紹介する書籍「模型でわかる建築構造のしくみ」(誠文堂新光社)を、7月11日に出版する。

WHAT MUSEUMの建築倉庫は、建築家や建築事務所の建築模型800点以上を保管し、一部を公開している。また、建築模型を用いた企画展示やワークショップ、イベントも開催している。
同書は、WHAT MUSEUMで開催した展示会「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで -」(2024年)、「感覚する構造 – 力の流れをデザインする建築構造の世界 -」(2023年~2024年)の内容や構造家の名言を収録。「法隆寺 五重塔」「東大寺 大仏殿」などの歴史的建築から、「大阪・関西万博 大屋根リング」といった大規模木造建築、開発中の宇宙構造物までを取り上げ、建築模型の撮り下ろし写真や図解・イラストを使って建築構造の仕組みをわかりやすく解説する。
また、日本の名建築の特別マップ「木造建築MAP」や、著名な構造家の書き下ろし寄稿やインタビューも収録しており、「構造デザイン」の世界をより深く理解できる。
定価3740円(税込)。寺田倉庫が運営するPIGMENT TOKYOオンラインショップ、全国の書店で購入可能。

サンプルページ(抜粋)
8月3日には、建築倉庫内で書籍出版記念トークイベント「木造建築の可能性」を開催。構造家・山田憲明さんが携わった構造設計の実例を通じて、木造建築の可能性を考える。参加費1200円(建築倉庫入場料含む)。
7月15日~9月28日は、建築倉庫内の企画スペースで建築構造を紹介する企画展示を実施。7月30日には中高生向け構造ワークショップ「多面体と構造」を開催する。ワークショップ参加費2000円(建築倉庫入場料含む)。
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