大建工業(大阪市)は、公共・商業建築分野向けのドアシリーズ「OMOIYARI(おもいやり)」を発売した。コンセプトは、「SOUND(おと)&MIND(こころ)&SAFETY(安全・安心)」。
これまで公共・商業建築分野向けには、各施設に適した機能を持つドアをシリーズ化して提案してきたが、共通して求められる機能・性能も少なくないことから、今回1シリーズに集約。これにより施設軸にとらわれず、幅広い製品群から選べるようになった。
豊富な開閉形態と特注に対応する「OMOIYARIドア」は、バリエーションと色柄を拡充した。
従来の製品シリーズの高さ特注では、2100高が最大だったが、要望の多かった枠外高2400mmまでイージーオーダーできるようになった。
最大有効開口幅3000mm(従来は2400mm)を実現する4枚引分吊戸を追加。扉は片側連動式のため、通常の吊戸引分よりも壁の開口幅を小さくすることができる。
また、特に破損しやすい戸先側にスチール基材を採用した枠を追加し、車椅子やキャリーワゴンを使う施設に対応する。

「OMOIYARIドア」
全8色柄。参考価格18万2500円/SET(吊戸、片引、インセットタイプ・木質面材・AXデザイン、2000高、固定枠154、税別)。

左:「OMOIYARI防音ドア」音漏れに配慮した木製の防音ドア
参考価格55万1000円/SET(吊戸【G25】(音配慮)インセットタイプ・AXデザイン 2000高、固定枠154、税別)
中:「OMOIYARIアシストドア」開閉方向へ軽く動かすだけで全開できるアシスト機能付き
参考価格46万9000円/SET(AXデザイン、2000高、固定枠154、税別)
右:「OMOIYARIキッズドア」幼保施設向けのドア
参考価格26万6300円/SET(吊戸、片引、インセットタイプ・フィンガード仕様・Aデザイン、2000高、固定枠155、税別)
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