大建工業(大阪市)は、非住宅向けのロックウール吸音板「ダイロートン」を防カビ仕様にリニューアルして発売した。
近年、病院やオフィスなどの施設では加湿器を使用するケースが増えているほか、大型空調設備が設けられたスーパーやコンビニエンスストアなどは空調設備の上部やバックヤード内に機器の熱気がこもり換気不足等から高湿度になり、天井に発生するカビが問題になっているという。
そこで、カビの課題を解決する天井材として、ロックウール吸音板「ダイロートン」に防カビ性能を標準で付与。
表面塗装に使用した薬剤がカビの菌糸に作用して分裂を阻害し、カビの増殖を防ぐ。

このほか、残響音抑制、万が一の火災でも燃えにくく有毒ガスが出にくい材質、優れた断熱性能などが特徴となっている。

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