パナソニック 空質空調社(東京都港区)は、太陽光で発電した電力を給湯に使う「昼間沸上げ形 自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機 おひさまエコキュート」に「寒冷地モデル」4機種を追加して7月10日に発売する。
「おひさまエコキュート」は、太陽光発電と組み合わせることで、昼間の余剰電力を自家消費してお湯を沸き上げる。給湯の消費エネルギーを削減できるため、GX志向型住宅の条件をクリアしやすくなる。

今回発売する「寒冷地モデル」は、気温がマイナス10℃を下回る地域向けに、貯湯ユニットに凍結予防ヒーターを内蔵。外気温マイナス25℃でも約80℃の高温沸き上げを可能にした。
さらに「日射量シフト」を搭載。専用アプリ「スマホでおふろ」を通じて翌日の日射量データを取得し、発電量の増加が予想される時間帯を中心に沸き上げることで、給湯にかかる買電量を削減する。昼間の沸き上げ率は最大80%。
寒冷地年間給湯保温効率(JIS)3.0。給湯省エネ2025事業の最高補助額(17万円)の対象となる。

YLシリーズ。給湯タイプは高圧フルオート 屋外設置用/高圧フルオート 屋内設置用。
税込109万100円〜。
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