NEXT STAGE(大阪市)は5月28日、リフォームに特化した施工支援アプリ「Reppli(リプリ)」を今秋、プレ公開すると発表した。同アプリは、リフォーム現場で必要とされる施工手順を可視化し、正しい施工フローを職人にナビゲートする機能を備える。これにより、現場の属人化を防ぎ、事業者やエンドユーザーが安心して工事を進められる環境を整える。
背景には、新築需要の低下や空き家問題への対応による既存住宅の利活用や再生ニーズの高まりがある。同社では、リフォーム工事の複雑さと施工管理上の課題に着目し、アプリを通じて業界全体の技術水準と人材育成の底上げを目指す。
主な機能としては、案件・進捗管理、職人オファー、現地調査・エビデンス記録、第三者による遠隔品質評価、チャット・カレンダー連携、評価機能など。一般ローンチは2026年2月を予定しており、プレ公開を機に業界内でのフィードバックを収集し、さらなる改善を図るとしている。

今秋プレ公開、来年2月のローンチを目指す「Reppli(リプリ)」のイメージ画像
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