東京大学前真之研究室、工務店、関連企業が連携して賃貸住宅の高性能化を研究する高性能賃貸研究会は5月30日13時から、第4回ウェビナー「オーナー・不動産・金融の立場から高性能賃貸を考える」を開催する。
日本のどこでも誰もが健康、快適で電気代も安心な暮らしを実現するため、賃貸の高性能化に向けた情報収集・発信を行う同研究会が過去3回のセミナー、ウェビナーに続き、高性能賃貸住宅の目指すべき姿を検討する。参加費は無料。定員は300人。
第4回ウェビナーでは、高性能賃貸を支える不動産・金融のあり方を考える。「⾼性能賃貸を実際に建ててみて、デベロッパーとして感じたこと」と題して、エネルギーまちづくり社の⽵内昌義さん、内⼭章さん、くらしすた不動産の星洋治さん、さくらす不動産の⼩井⼾太⼀さんが登壇。また、「ゼロカーボン北海道を実現する賃貸の省エネ技術と金融」と題して、住宅金融支援機構北海道支店の佐治孝さんが金融の観点からの高性能賃貸のメリットを解説する。
前回に続き、夢・建築工房社長の岸野浩太さんを講師に迎え、⾼性能賃貸の動向についても解説する。このほか、エコワークス、アークエルテクノロジーズ、YKK AP、リンナイなどが高性能賃貸住宅において重要となる太陽光発電、開口部、高効率給湯器の導入事例や紹介を行う。
ウェビナーの最後には、新建新聞社・三浦祐成が⾼性能賃貸市場の今後のトレンドを解説する。
申込は専用フォームから。申込後、zoomURLが送付される。
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