サンゲツ(名古屋市)は5月19日、国際緑化推進センター(東京都文京区)を通じ、ベトナムでの植林プロジェクトに寄付を実施したと発表した。
同社グループが掲げる「地球環境を守るサステイナブルな社会の実現」への取り組みの一環として行うもので、2023年度から支援を継続している。

生育中のシナモン
ベトナム北部の焼畑跡地等の荒廃地へシナモンの木を植えることで、土壌侵食の防止や水資源の保全、生物多様性の保全、森林面積の増加などを図る。成林後は、収穫によって地域住民の生計向上に貢献。2年間の支援により、総面積19.6haの荒廃地に有機シナモン約12万本が植えられ、緑化された土地には同社の支援を示す看板が設置されている。

左:シナモン植林の様子(2025年1月撮影)、右:サンゲツの支援を示す看板(2025年3月撮影)
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