地耐協(東京都台東区)は、生コンクリート1発打設で完成する免震保証付きのL字型布基礎工法「FS基礎工法」を開発した。構造計算を行うことで、布基礎でもベタ基礎と同様以上の強度が可能になるとする。
解体が要らない特殊型枠「FSパネル」を使用し、基礎の立ち上がり部と底盤部を一体でコンクリート打設することにより、短工期で継ぎ目のない強固かつ高耐久な基礎を実現。打継ぎ部分からシロアリや地下水が侵入する心配をなくし、不同沈下のリスクを大幅に低減する。
シロアリ保証に加え、地震の揺れを建物に伝わりにくくする免震効果が期待できるため、免震保証を付帯する。
また、FS基礎工法を採用し、ベタ基礎から布基礎にすることで7692[CO₂/㎏]の二酸化炭素削減につながるとする。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。