個人向けホームインスペクションを行うさくら事務所が、2024年に実施した新築工事中ホームインスペクションの検査結果を集計したところ、全ての検査項目で不具合の指摘率が50%を超えた。防水や断熱は6割、構造に至っては7割近い指摘率に。いずれの項目でも、以前から指摘されることの多かった不具合が今でも目立つ。 【編集長 荒井隆大】
同社が2024年1~12月に実施した新築工事中ホームインスペクションは265件。検査項目は基礎の配筋、型枠、構造、防水、断熱の5項目で、最も指摘率が高いのは構造(68.3%)。次いで防水(63.6%)、断熱(60.5%)、配筋(59.0%)、型枠(51.9%)の順となった。経年で見ると指摘率は下がっており、改善傾向は見られるものの、依然として高い水準だ。
配筋では、被り厚不足、防湿シートの破れ、補強筋の不足が多い。型枠では、被り厚不足とアンカーボルトの設置不足が大部分を占める。
構造では・・・
この記事は新建ハウジング4月20日号1面(2025年4月20日発行)に掲載しています。
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