鉄筋工（土木、建築）が「過剰」　5月建設労働需給

国土交通省は6月26日、「建設労働需給調査結果」の5月分を発表した。全国の8職種の過不足率は1.0％の不足となり、4月と比べ0.3ポイントと不足幅が拡大。前年同月（1.0％不足）比では0.1ポイント不足幅が縮小した。

職種別の状況では、鉄筋工（土木）と鉄筋工（建築）で「過剰」、その他の職種で「不足」となった。左官の過不足率について対前年の増加幅が大きくなっている（0.4％→3.8％）。一方、鉄筋工（建築）の過不足率は対前年の減少幅が大きくなっている（2.0％→マイナス0.2％）。

8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。

同調査は、2023年5月10日～20日までの間の1日（日曜、休日を除く）を調査対象日として、1668店・社の手持現場9105カ所、一般工1万9919人を対象に調べたもの。

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