鉄筋工（建築）が「過剰」 4月建設労働需給　国交省調べ

国土交通省は5月25日、「建設労働需給調査結果」の4月分を発表した。全国の8職種の過不足率は0.7％の不足となり、2月と比べ0.1ポイントと不足幅が縮小。前年同月（1.3％不足）比では0.6ポイント不足幅が縮小した。

職種別の状況では、鉄筋工（建築）で「過剰」、その他の職種で「不足」となった。型わく工（土木）の過不足率について対前年の増加幅が大きくなっている（0.5％→1.3％）。一方、鉄筋工（建築）の過不足率は対前年の減少幅が大きくなっている（6.1％→マイナス0.1％）。

8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。

職種別の状況（原数値）

同調査は、2023年4月10日～20日までの間の1日（日曜、休日を除く）を調査対象日として、1630店・社の手持現場7590カ所、一般工1万9376人を対象に調べたもの。