ミサワホーム、熊谷で全棟ゼロ・エネ仕様のスマートタウン開発

　ミサワホーム（東京都新宿区）は、熊谷市が実施する「熊谷スマートタウン整備事業」に開発事業主として参加する。ミサワホーム西関東（埼玉県さいたま市）が建物施工と販売を担当する。７３区画。２０１４年度中に造成を完了し、２０１５年度夏頃の販売開始を目指す。

スマートタウン全体イメージ

　今回の計画では、全棟を太陽光発電システムやＨＥＭＳなどの環境設備を採用したゼロ・エネルギーハウス仕様とする。街区全体の温熱・風環境のシミュレーションを実施して効果的に自然を取り入れたデザイン設計を導入することで、街区全体のＣＯ２排出量の削減にも取り組む。

　また、街区内に気象観測装置を設置し、気温や湿度、風向、風速などを計測。その情報を住民専用のウェブサイトで公開し、環境に配慮した行動を喚起する仕組みも導入する。