大容量・高出力の系統連系蓄電システムを発売

　東芝グループは定置式家庭用蓄電システム「エネグーン」を開発、１１月に東芝ライテック（神奈川県横須賀市）から発売する。今後１年間で１万２０００台を販売したい考え。

　新製品は、大容量（６.６ｋＷｈ）・高出力（３.０ｋＶＡ）で、分電盤に接続してエアコンや家電を同時に使用できる系統連系蓄電システム。停電時には冷蔵庫や照明などを約１２時間使用でき、約２時間で急速フル充電して計画停電にも対応するという。
　さらに蓄電システムとしては業界初となるＨＥＭＳの標準インターフェース「エコーネットライト」に対応した機種もラインアップ。東芝ホームＩＴシステム「フェミニティ」と接続することで、スマートフォンで蓄電システムの運転状態や充電量などを外出先から確認できる。
　外形寸法はＷ８９２×Ｄ３０２×Ｈ１０８０ミリ。質量１６８ｋｇ。