吉永建設（兵庫県川西市）はこのほど、女性のテレワークを想定した企画型モデルハウスを兵庫県宝塚市にオープンした。同社や関連企業の女性スタッフの意見を集め、間取りや設備を選定・企画したといい、「テレワークも家事もはかどるニューノーマル（新しい常識）に対応する家」をコンセプトに、集中して仕事ができる環境と子育ても家事もしやすい工夫を施した。
同社でもテレワークを開始しており、特に未就学児童がいる女性は、仕事と子育ての両立ができないという悩みが多く、「子どもを見ながら仕事がしたい、仕事と家事のメリハリをつけたい」という希望が聞かれたといい、これら女性の意見を具現化させたという。「働きながら家事も子育ても頑張っている女性をサポートする間取りになっている。壁紙や建具などもトレンドを取り入れ、休日も楽しく過ごせ、ZOOM・WEB会議時でも背景を気にしなくて良いオシャレな空間に仕上げた」と同社。
現在、同モデルハウスの見学会を開催中（10:00～16:00、要予約）。
親子で使えるカウンターのある和室。カウンターが2か所。子どもと一緒の空間にいながら仕事にも専念できる。掘りごたつ式なので足を伸ばして座ることができ疲れにくい
グレーの壁部分は家族で使えるマグネット式のコミュニケーションボードで学校のプリントや作品、写真などが飾れる。洗面の壁紙やリビングの建具はトレンドのボタニカルを意識したグリーンカラーや植物のモチーフを採用。WEB会議時の背景が気になるという女性のために取り入れた
モデルハウス外観
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