モバイルバッテリーによる自動供給が可能なペレットストーブ

寿産業（神奈川県秦野市）は、国産薪ストーブブランド・FIREGRAPHIX（ファイヤーグラフィックス）の新商品として、ペレットの自動供給システムを搭載したポータブルペレットストーブ「COZZY（コージー）」を開発。2026年1月中旬から先行予約を、春から一般販売を開始する。

一般的な家庭用ペレットストーブは、スパイラル式ペレット供給システムと燃焼用送風ファンを稼働させるために100V電源が必要となる。
今回開発した「コージー」は、2019年に特許専用実施権を取得した、上部からペレットを供給するローターシステムを改良。わずか1.5Wで作動し、5Vモバイルバッテリーによるペレットの自動供給を可能にした。

燃焼ポッドに自然吸気で空気が供給されるため電動ファンが不要で、より自然な燃焼炎を実現。携帯性と長時間運転を両立させた。
薪とペレットの併用、薪のみの燃焼にも対応する。

総重量35kg（炉20kg、ペレット投入機9kg、タンク6kg）。
炉本体：W351xH514xD346mm、ペレット投入機：W328x456xD224mm、ペレットタンク：W320x404xD200mm、煙突径：φ106。
ペレット燃焼時間は1kgで最大約110分、タンク内ペレット積載量は約10kg。
想定価格45万円（税別）。

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