LIXIL住宅研究所(東京都品川区)フィアスホームカンパニーは2020年7月、主力の住宅商品「アリエッタ」の平屋モデル「アリエッタHIRAYA」を発表した。近年は契約棟数に占める平屋の割合が、25年度上期の時点では30%を超えるまでになっているという。
アリエッタは従来、主に2階建て商品として提案を行ってきた。平屋率も10%台だったが、22年度は22.1%、24年度は24.1%まで上昇。同社は、価格高騰や生活様式の変化、高齢化社会の進展などを踏まえつつ「郊外や地方でのゆとりある暮らしへの志向が高まったこと、さらに効率的で快適な住空間を求めるニーズ」に、アリエッタHIRAYAが合致した結果との見解を示している。
今後も平屋については、潜在的な市場規模を踏まえ、デザインと性能を両立した商品を供給し、さらなる事業拡大を目指す考えだ。

フィアスホーム契約頭数における平屋率
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