LIXIL住宅研究所(東京都品川区)フィアスホームカンパニーは、7月1日以降に上棟する物件の全棟で省エネ性能ラベルを発行、表示する。あわせて、独自の省エネ基準適合結果報告書「eレポート」、および気密測定報告書も全棟で提供していく。

「eレポート」(左)と気密測定報告書(右)
省エネ性能ラベルは、2024年4月に開始した建築物の販売・賃貸時の省エネ性能表示制度に基づき、断熱性能やエネルギー消費量などを表示するもの。現状では分譲住宅(戸建て、マンション)や賃貸住宅にラベル表示の努力義務が課されているが、同社では性能の見える化を進めるため、対象外の注文住宅でもラベルを表示する。

省エネ性能ラベル
また、気象データを元にした室温や電力会社プランでの光熱費などをシミュレーションした結果により、設計段階での省エネ効果をまとめたeレポートや気密測定報告書も、顧客の要望に応じての発行から全棟での発行・提供に切り替える。
■関連記事
地球温暖化対策計画が改訂 2040年度のCO2排出量73%削減へ
ケイアイスター不動産、全棟省エネ性能ラベル表示を開始
フィアスホーム、2024年ベストオブデザインは佐久平店
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。






























