地域の石材を再利用して壁に積むことで、空間の質感を高めつつ熱容量を増やせる。熱環境を平準化しつつ地域資源の循環につながる
取材先:佐藤欣裕氏(もるくす建築社)
取材・文:大菅力

「佐戸の家」の院内石を積んだダイニングの壁。解体された石塀の石材を再利用しているため長さや厚みがまちまち。技術のある職人により精度が高く、かつ自然に納めている。表面のテクスチュアや色の濃淡はあえて不ぞろいにしている。設計者の意図を職人に伝えた上で、石の張り方は職人に任せている
Q1. ダイニング壁に用いた石は?
A. 自邸のダイニングで壁に積んだのは、地元産の凝灰岩の院内石。かつては塀などに多用された。現在は採掘されていないため廃材を再利用。風化した表面を生かした
Q2. 石を壁に積む利点とは?
A. 院内石の下地はキッチンとダイニングを仕切るコンクリートブロック(CB)壁。CBと石材により熱容量が増して・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー12月号(2025年11月30日発行)ザ・アーキテクトビルダーの設計術』(P.103〜)でご覧ください。
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