静岡県内の若手大工や建築学生らがかんながけの技術を競う第2回「削ろう会」が11月1日、磐田市内で開催された。主催は、静岡木の家ネットワークと富士山木造住宅協会。両団体に加盟する工務店の社員大工や、日本建築藝術大學校(富士宮市)で伝統木造を学ぶ学生など計37人が参加し、腕を競い合いながら会社の枠を超えて交流した。
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| 左:仲間のサポートを受けながら、真剣な表情でかんながけに挑む若手大工。木材と向き合い、わずか数マイクロメートルの削り華を生み出す 右:計測所で自らの手による“削り華”の薄さが何マイクロメートルかデジタル計測器の数字を確かめる |
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競技は、長さ180cmの未乾燥のヒノキ角材をいかに薄く削るかを競うもの。150cm以上の長さを確保して削った「削り華」(かんなくず)の厚さを3カ所で測定し、その合計値が最も小さい者が勝者となる。一般部門は大工経験3年未満(14人)、4〜6年未満(6人)、7年以上(14人)の3クラスに分かれて腕を競った。一般とは別に設けた学生部門にも3人が参加した。
場では、納得のいく仕上がりを求めて何度も削り直す姿があちこちに見られた。計測のたびに・・・
この記事は新建ハウジング11月20日号10面(2025年11月20日発行)に掲載しています。
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