サンゲツ(愛知県名古屋市)は、日本の壁装材文化の魅力を再発見し、これからの壁装材のあり方を提示する企画展「壁を装う展 – Wall Covering and Beyond」を、11月29日から12月5日まで、東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデンの「21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3」(東京都港区)にて開催する。入場料は無料。
同展は、R&D、インスタレーション、プロダクト開発、空間デザイン、アートディレクションなど、さまざまな企業や組織のプロジェクトを手がけるコンテンポラリーデザインスタジオ「we+(ウィープラス)」(東京都中央区)を迎え、「壁装材」をデザインと文化の視点から再解釈するリサーチプロジェクトの企画展。
同社がこれまでに手がけた数万点の壁紙のアーカイブを起点に、「壁を装う」文化の本質に迫る。時代とともに培われた素材と技術の進化、美意識の多様性をたどりながら、日本の壁装材文化の魅力とこれからの壁装材のあり方を提示する。
会場では、壁紙の特性を製造工程ごとの実物展示を通して紹介するほか、壁紙を素材の視点から体系的に分類し変遷を可視化した「壁紙系統図」や、今後の可能性を提示する「これからの壁紙」を展示。壁紙見本帳のアーカイブを系図とともにたどり、「選ぶ楽しさ」を体感できるエリアを展開する。

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