アイカ工業(名古屋市)は10月、ベランダやバルコニーのFRP防水の改修用トップコート「ジョリエースJEX-90/JEX-89」を発売した。
FRP防水のポリエステル系トップコートは、硬度が高い一方で柔軟性に乏しいためひび割れが生じやすく、紫外線による劣化で変退色やチョーキング現象(粉吹き)が発生するため、2~5年ごとの塗り替えが望ましいとされる。
今回開発した新製品にはメタクリル樹脂を採用。
独自の配合技術によって耐衝撃性、クラック追従性、耐候性、耐久性を向上した。ひび割れや塗膜の変退色、チョーキング現象を抑制し、トップコートの塗り替え頻度を5〜10年ごとに減らすことができる。
高い日射反射率をもつ「遮熱タイプ(JEX-89)」もラインアップした。
汎用タイプ(JEX-90)4万円/缶、遮熱タイプ(JEX-89)4万4000円 /缶(10kg、税別)。

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