ガラス・建材卸売のマテックス(東京都豊島区)は9月9日、工務店や建材販売店の学びの場として第8回「真健省Bu(しんけんしょうぶ)フォーラム」を開催し、高性能な木造非住宅建築に関する研修とワークショップを実施した。住宅市場が厳しさを増すなか「住宅で培ったスキルとノウハウを生かし、500㎡未満の地域の低層木造非住宅を工務店の新たな事業領域としよう」という意識の醸成を狙ったもので、約60人が参加した。

ワークショップ形式で、工務店による木造非住宅分野へのアプローチ方法などについて活発な議論を交わした
これまで同フォーラムは「少ないエネルギーで真冬でも室温が20℃を下回らない“真の健康省エネ住宅”の普及」を目的に、住宅に焦点を当てたセミナーを中心に展開してきた。しかし今回は、市況の厳しさやオフィス・店舗など施設建築における木造化の進展といった潮流を踏まえ、初めて非住宅をテーマに設定。特に地域密着型の工務店でも参入しやすいと見込まれる「低層・コンパクト(500㎡未満)」を対象とし、さらに住宅分野で磨いてきた断熱・気密の設計・施工技術を発揮できる「高性能」をキーワードに据えた。
ゲスト講師には、パッシブハウス・メソッドを活用して自社オフィス(木造2階建て・延べ床面積約390㎡)を建築し、国内で初めてPHIローエナジービルディング認証を取得した木下建工(長野県佐久市)の常務・木下史朗さんを招いた。木下さんは・・・
この記事は新建ハウジング10月10日号11面(2025年10月10日発行)に掲載しています。
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