日本住環境(東京都千代田区)は、高性能住宅部材ブランド・MIKATA(ミカタ)の屋根通気部材「R-series」から、広小舞のような厚みのある屋根下地木材にも設置できる「REV-15 Model2」を10月3日に発売する。
広小舞の厚みは地域によって異なり、最大で約9mmの差が生じるという。
これに対し新製品は、既存製品「REV-15」の上部鋼板を開放して形状を変えることで、15~24mmの屋根下地木材に1種類で対応。高さを抑え、鼻隠しや破風を設置する必要がなく、住宅外観に調和する。
ハニカム形状により、スムーズな換気経路を確保しながら雨水の浸入を防止。広小舞が設置される多雪地域や多雨地域でも水上や水下、ケラバなど建物全周に設置することができる。

納まり図
施工性は既存製品「REV-15」と同様で、職人の腕に頼らず、誰でも一定の施工水準が可能。「REV-15」の出隅コーナー・入隅コーナー部材を兼用することができる。

材質はガルバリウム鋼板(0.35mm厚)、ポリプロピレン。厚32×幅50×長1820mm。有効開口面積182cm2/本(100cm2/m)。
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