LIXIL住宅研究所(東京都品川区)はこのほど、全国の20代以上で一戸建てに住む既婚女性550人を対象に、平屋の魅力に関する調査を実施し、その結果を発表した。調査では、平屋への関心の高まりと、同社がアイフルホームブランドで提案する新空間「ミッドテリア」への期待が明らかになった。
平屋希望、6割超
「すでに平屋にしている」または「平屋を検討している」と回答した割合は65.4%に上り、6割超の層が平屋を望んでいることが分かった。
平屋の魅力としては、①家事・生活動線の効率化(35.6%)、②階段がなく昇降の必要がない快適さ(33.1%)、③高齢者や小さな子どもが安心して暮らせる点(32.8%)が上位を占めた。いずれもワンフロアならではの生活利便性が評価されている。
「ミッドテリア空間」への関心高く
「屋内でも屋外でもない中間領域」と位置付ける「ミッドテリア」への関心度は、「非常に興味がある」(43.1%)と「やや興味がある」(46.1%)を合わせて89.2%に達した。
具体的な魅力としては、①LDKとつながる空間でバーベキューなどが楽しめそう(34.9%)、②外からの視線を気にせず読書やコーヒータイムをゆったり過ごせそう(34.0%)、③雨の日でも軒下で屋外気分を味わえる(32.1%)、④屋外ならではの開放感を楽しめそう(31.8%)が挙がった。新たな付加価値空間としての注目度の高さがうかがえる。
調査は8月4日から5日にかけて、全国(沖縄を除く)の20代以上の一戸建て居住既婚女性を対象にWEBで行われ、有効回答数は550人だった。

ミッドテリア空間のイメージ
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