住宅展示場協議会(東京都港区)と住宅生産振興財団(同)が7月22日に公表した6月の住宅展示場来場者組数は、19万8830組(対前年同月比5.3%減)だった。第1四半期(4~6月)累計は、66万4992組(対前年同期比6.0%減)。
エリア別でみると、プラスとなったのは、九州・沖縄(0.8%増)の1エリアのみで、他7エリアはマイナス。北海道(11.9%減)、東北(19.2%減)、近畿(12.1%減)、中国・四国(22.1%減)の4エリアは、2ケタ減となった。東北、近畿、中国・四国は第1四半期累計も2ケタのマイナスとなっている。第1四半期でプラスとなったのは、信越・北陸(0.7%増)のみで、微増にとどまった。
6月の各エリアの来場者組数は以下の通り。カッコ( )内は対前年同月比の増減を表す。
北海道:4312組(-11.9%)、東北:2614組(-19.2%)、関東:9万4198組(-4.0%)、信越・北陸:6593組(-0.3%)、東海:5万1071組(-1.9%)、近畿:3万2131組(-12.1%)、中国・四国:2076組(-22.1%)、九州・沖縄:5835組(+0.8%)。
※数字は住宅展示場協議会に加盟する住宅展示場における数字
※来場者組数の対前年度比の算出に際し、関東エリア「ハウスクエア横浜」(2月閉鎖)の2024年度来場者組数を同展示場の全来場者組数から、出展モデルハウスの来場者組数に変更
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