諸戸の家は11月、日本初の医師監修による「0次予防」をコンセプトにした戸建て住宅「WELLNESS HOUSE(ウェルネスハウス) 世田谷深沢邸」を発売した。予防医学の知見を設計に反映し、サウナや瞑想室、緑視率を確保した庭園、スマートホーム技術を組み合わせ、居住者が意識せず健康を維持できる住環境を構築した。【編集部 吉田弘志】
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| 左:0次予防の概念を取り入れた「WELLNESS HOUSE(ウェルネスハウス) 世田谷深沢邸」外観 右:障子や間接照明を組み合わせ、和モダンの美学を取リ入れたリビングルーム。庭園は緑視率10〜15%を確保した |
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近年、医療・健康分野で注目を集める「0次予防」は、生活環境を整えることで、自然に健康を保てるという概念。一次予防(生活習慣改善)よりもさらに前段階に位置する新しいアプローチだ。従来の予防医療は、個人の努力や意識改革に依拠する面が強いが、0次予防は生活環境そのものに健康を促進する仕掛けを組み込むことにより、無意識のうちに健康に寄与する習慣を取り入れられる。
住宅の企画開発には、予防医療の専門家で医師起業家・中田航太郎さんと、英国チェルシーフラワーショーで多数の受賞歴を誇る庭園デザイナー・石原和幸さんが参画した。中田さんは、生活習慣病やメンタルヘルスの予防に関する医学的エビデンスを設計に反映し、石原さんは自然環境がもたらす心理的・生理的効果を最大化する空間デザインを監修。両者の知見を融合させることにより、科学的根拠に基づいた新しいタイプの住宅が誕生した。
構造は・・・
この記事は新建ハウジング12月10日号3面(2025年12月10日発行)に掲載しています。
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