日本ボレイト(東京都千代田区)と日本ホウ酸処理協会(JBTA、東京都千代田区)は7月15日、ホウ酸防腐防蟻処理「ボロン de ガード工法」において、8月1日施工分から新たにボロン de ガード「新築35年保証」の適用を開始すると発表した。保証期間中の再施工は不要で、最長35年のシロアリ保証を提供する。

ボロン de ガード工法は、ホウ酸などの無機ミネラルを使用してシロアリの侵入を防ぐ「1次防蟻」と、木部へのホウ酸水溶液処理「2次防蟻・防腐」でシロアリの食害と腐朽を防ぐ。今回、物理的・化学的な多層防蟻構造と、効果が長期間持続する無機ミネラル系の採用、雨対策まで行う責任施工の組み合わせによって、再施工不要の「新築35年保証」を可能にした。
2011年10月のサービス開始以来、採用された5万棟以上の建築物のなかで保証事故は3件と、シロアリ事故率が極めて低いことも保証の根拠となっている。5年ごとに実施する組織的な定期検査が、シロアリ被害の早期発見を実現している。
「新築35年保証」は、施工完了日から35・30・25・20年のいずれかを選択可能。定期検査は5年ごとに有償で実施し、合計300万円までの修復費用を保証する。シロアリ保証料は、35年3万5000円、30年3万円、25年2万5000円、20年2万円。

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