不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は6月25日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された5月の首都圏中古マンションの価格動向を発表した。
首都圏全体の1戸あたりの平均価格は、前月比2.1%増の4544万円と10カ月連続で上昇。千葉県西部を除く7エリアが前月比プラスとなり、東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)の4エリアで2017年1月以降最高額を更新した。前年同月比は17.3%増と10カ月連続で上昇し、2023年8月以来21カ月ぶりに8エリア全てで前年同月を上回った。
エリア別では、東京23区が最高額を10カ月連続で更新し、前年同月比は調査開始以来最高の30.6%増となった。さいたま市は前年同月比が17カ月ぶりに上昇した。
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