マイボイスコム(東京都千代田区)はこのほど、スマートホームに関するインターネット調査を実施した。スマートホームの認知率は全体の7割強。「内容について知っている」回答者は15.2%だった。「聞いたことがある程度」は56.0%で、30代以上の男性で比率が高くなった。スマートホームデバイスや関連機器を所有しているのは2割にとどまった。
最も多かったのはスマートスピーカー(10.0%)。関連機器所有者の利用状況を見ると、「自宅で家電・設備をスマートフォンから遠隔操作」が25.6%で最も多く、特に30~40代の割合が高かった。一方、10~30代では「スケジュール機能で時間や曜日を設定し、家電の操作を自動化」の比率が高かった。
スマートホームのイメージとしては「費用がかかる」や「故障や誤作動などのトラブル時、災害時、停電時の対応が大変」「スマートフォンに依存しすぎている」などが上位に挙がった。ただ10~20代では、「自分自身の快適な暮らしが実現できる」と前向きな回答が最も多かった。
スマートホームでやってみたいことは、「外出時、家電・設備をスマートフォンから遠隔操作」(24.1%)や「自宅のセキュリティ対策」(18.7%)、「自宅で、家電・設備をスマートフォンから操作」(12.9%)が上位を占めた。
同調査は、4月1日~7日にかけてインターネット上で実施。回答者は9156人。
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